うどん

余計なことを言うな

テセウスの船

昼寝しまくっているので夜に眠れません。どうも、こんばんは。ひです。

 

生きていて一番ショックだったの、もしかしたら自分が生きてきた環境が恵まれたものではないと気付いた時かもしれない。ふと思いました。

最近落ち込むことが多い。早く元通りになりたい。まあ最初から調子おかしいんだけどね。

 

もう3年も前の話ですが、予備校に通っていた時に現代文の練習問題だか何かでどこかの大学の入試問題を解きました*。テセウスの船とアイデンティティの話が取り上げられていたことが印象的で今でもよく覚えています。

テセウスの船という話は、簡単にまとめると、新品の船A と損傷・修理を繰り返して部品が全て入れ替わってしまった船A’ は果たして同じものだといえるのだろうか、という同一性に関するお話です。

 

わたしは、太ったり痩せたり、髪を染めたりして見た目がたくさん変わっていきました。外側の変化に気持ちが追いついていなくて、容姿を褒められてもどこか他人事な気がしてしまうんですよね。もちろんとても嬉しいですが…(お世辞だというツッコミはここではなしでお願いします)

 

不思議な感じですよね。子供の時のわたしと今のわたしは見た目が全く異なるのに同じ人間ということになっています。戸籍の問題?名前を変えたら別人になる?身体の外側を全て変えれば別人になる?臓器の入れ替えは?

臓器移植をすると、性格や気質が変わるなんていいますよね。本当かどうか怪しいけど…。

人間の同一性(?)は内側にあるのでしょうか…

 

*昔の教材を引っ張り出して確認したら2012年上智大・経済の問題でした。出典は小坂井敏晶『増補 民族という虚構』のようです。

 

おわり