うどん

余計なことを言うな

綺麗になったと言ってくれ

綺麗になりたい、かわいくなりたいと思う理由ってなんだろう

 

突き詰めていくと、もちろん自己満足っていうのもあるんだけど、究極は人に大事にされたいからかもしれない。優しくされたいかもしれない。

そんなことのために今までやってきたんだったら、わたしってとんでもないモンスターすぎる。

 

わたしの努力や痛みや苦しみは、ただただ消費されていくだけだった。

いくら綺麗になっても、かわいくなっても、わたしは大事にしてもらえないのかも。

 

かわいいと思われたくて、好きって言ってたふうに巻いた髪も、選んだ服も、考えたプレゼントも、たくさんの話したかったことも。きらきら輝いてたはずなのに。わたし、いまは楽しかったはずの時間まで愛せなくなっちゃったよ。

 

もう何かを、誰かを好きになるのをやめたい。あとの喪失感やうんざりとした気持ちに耐えられない。

自分の時間や精神的な余裕などのコストのことを考えたくない。そもそもいきものとかかわることにコストという概念を持ち出すのも変かもしれないが。

昔、仲良くしていた人に人間関係にコスパを求めるのはおかしいとした非難されたことがある。うまくいかなかったし、彼の気の遣えなさがしょうもなかったしで、一時は大好きだったはずなのに全部無駄だったなとあとから思った。

 

どうしてみんな当たり前のことをできない。自分で言ったことを覚えてられない、約束を守れない、わたしが嫌だと意思表示したことをやめない、気を遣われていることに気づかないで好き放題する。わたしが傷ついても知ったこっちゃない。

好きだった時間を無駄だったと思いたくないのよ。そういうふうに思わせないでよ。

 

幸せになりた〜い

 

 

おわり