うどん

余計なことを言うな

人生

こんばんは、ひです。

 

https://twitter.com/xiong_zatsu/status/1293383235787870208?s=21

 

このTwitterのリンクを読んで悲しくなってしまいました。

 

わたしは、小学生の頃から高校3年生のセンター試験くらいまでの間、10年くらいずっと地元の英会話教室に通っていました。先生は元々アメックスで働いていたらしい。留学経験もあって、すごく英語が上手で優しかった。わたしはかなりの飽き性で、習い事とかはあんまり長く続かなかったけれど、英語はそれなりに頑張ったと思う。

中学生の時も、高校生の時も英語は得意だった。教科書くらいならすらすら読めた。中学校は公立で、すっごく頭のいい子も、どうしようもないくらい勉強ができない子もいた。その中でわたしは上から10〜20位くらいだった。3年間塾にも行っていなかったから、結構頑張っていた方だと思う。

高校は、偏差値が60もないような、市立の自称進学校。わたしが一番勉強ができた。高3の時に英検準一級に受かったら、「3年8組ひさん、英検準一級合格!」みたいな紙が英語科研究室の前に貼られてた。あがり症で、緊張するとパニックになって言葉が出てこないから、英語を話すのは得意じゃないけど、読んだり書いたりは好きだった。だって、わたしが一番できるし。

大学に入ってから、英語があんまり好きじゃなくなった。TEAPのスコアがあと数点足りなくて、必修の英語が免除にならなかった。そのくせ、スコアは結構高いから一番上のクラスに振り分けられてしまった。

同じクラスの子はみんなすごかった。1、2年留学してた子がたくさんいた。海外に住んでいたって子もいた。わたしは海外に住んでいたこともないし、留学もしたことない、旅行すら経験がない。パスポートももってない。

先生はネイティブのアメリカ人で、全部英語で説明するから何言ってるのか全然分からなくて、先生が出した指示を「これってどういう意味?」「こういうことであってる?」って隣に座っている一個下の子にいちいち聞いていた。

ランダムに指名されて、急に前に立たされて何か言わされたこともあった。何も覚えてない。でもすごく緊張した気がする。わたしは毎週月曜日と木曜日の1限に必修の英語があった。月曜日と木曜日はいつもお腹が痛かった。

みんなができるのに、わたしだけ全然できないのが恥ずかしかった。海外経験は一度もない。注目されると緊張して顔が赤くなるのが恥ずかしい。もう全部嫌だった。最後の方にプレゼンをしたけど、本当に本当に嫌だった。単位がもらえればいいから早く終わって欲しかった。質疑応答があったけど、英語で質問されても何も理解できなかったから、聞かれたことを推測して適当に答えてた。

 

同じ大学の子たちのインスタグラム、本当にすごい。家族の写真とか載ってる。たくさん旅行をしている。やたらブランド物を持ってる。美味しそうな物をいっぱい食べている。

いい大学の子って、こんな感じなんだ。わたしの高校のわたしの代で、一番いい大学に行ったのが多分わたし。埼玉の治安悪いところにある公立高校から、こんなにすごい私立大学に来ても、いまいち馴染めない。

 

そういえば、浪人してた時も周りはすごい子ばっかりだった。親が医者とか、大学の先生とか。子供の方だって、開成高校出身とか、県内トップの進学校出身とか。

 

お金持ちになりたくてそれなりに努力してきた気がする。欲しいものもやりたいこともこれ以上我慢したくない。なんとか自分で、いい生活を充実した生活を掴みたいと思っていた。

予備校も、大学も、大体の子が努力しないでも素晴らしい環境を手に入れていたのがずるいと思った。

高校の時も思っていたかもしれない。わたしが高校生になる前、父親は癌で死んだ。保険金で今住んでいるマンションの部屋は買ってあるから、住む場所には困ってない。けど、それ以外は(父親が生きていた時も死んでからも)お金がないことにまあまあ苦労した気がする。

 

高校生の時のかわいそうエピソード

みんな、特に女の子は大体親が用意したお弁当をお昼に食べてた。わたしは自分でお弁当を用意していたり、購買でなんか買ったりしていた。毎朝親がお弁当を用意してくれるのが本当に本当に羨ましくて仕方なかった。最後にお弁当を用意してくれたのがいつかは忘れたけど、母親が朝食を用意してくれた記憶は、小学生くらいの時からない。冷蔵庫にあるものとかを適当に食べてた。

 

なんか全部周りの子と違う気がする。お金がないって本当に嫌だ。すんごくお金に対する執着あるもん。お金があれば、大体のことはできるようになって幸せになれると思い込んでる。

 

いろんなことを頑張りたいと思っている。勉強も、人間生活も。でも、頑張って何かしても、結局いい環境を用意できる財力には敵わないんじゃないかなあ。そもそも、いいとこの家の子は、もうずっと昔に、わたしがやりたいことを終わらせているのかもしれない。わたしだけ周回遅れなんだよ。

 

埼玉生まれ、埼玉育ち。父親と母親は高卒。父親は数年前に他界。

お母さんは頭が良くて、中学校の時に、県内の進学校の推薦の話があったらしいけど、女だしお金がかかるから大学へは行かせないと祖父に言われていたらしくて商業科のある高校に進んだ。そこでも大学の推薦の話をされたみたいだけど、やっぱり大学に行くお金がないから、高校を出て信用金庫で働き始めた。お母さんの話聞くと悲しくなっちゃう。もしお母さんが大卒だったら、きっと大卒の人と結婚していて、子供もきっと今のわたしよりいい生活できたのかなあ。

わたしは一浪して、大学2年生。もうすぐ21歳になる。大学の授業を受けて、なんとか課題をこなしてる。お金がほしくて、昼間は事務のバイトをして、夜は水商売のバイトをしている。バイトばっかりであんまり友達と遊ばない。そもそも友達がそんなにいないし。わたしもパパママからお小遣いもらって、お遊び程度にアルバイトをして、自由な時間を満喫したい。

 

でも、片親非課税世帯なのに一浪して私立の名門大学に通えていることはかなり幸せなことかもしれない。それなりに頑張ってる甲斐もあって今年は授業料が全額免除になった。70万払わなくて済む。やったー。それでも悩みは尽きない。周りとのギャップが大きい。あと、自分の“”“微調整”“”を早くやめたい。なんかもう、いろいろとつらい。早く解放されて楽になりたい。

おわり